アンデルセン倶楽部 生涯学習講座「長生きのための呼吸リハビリ」を開催しました
アンデルセン倶楽部は3月25日(土)、日本医療大学 主催 生涯学習講座「長生きのための呼吸リハビリ」を月寒公民館で開催しました。講師は日本医療大学 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 髙橋光彦 教授。講座では呼吸リハビリについて説明する一方、呼吸器系の病状や呼吸の方法について実践を交えて説明しました。
講演では、呼吸でリハビリテーションと聞くと馴染みがないと思うが、理学療法士が関わることもあると説明し、呼吸器疾患の症状や呼吸をサポートする方法を実践例を交えて紹介しました。
髙橋教授は「運動した後に呼吸が速くなることがあるが、普段から速く呼吸をしていればよいかというと、そういうことではない。深くゆっくりと呼吸することで、速く浅い呼吸よりも多くの酸素を取り込むことができる」と指摘。つづけて「歩いているときなどで息があがってしまったら、壁などによりかかり上体を少しうつむくことで腹筋が緩み、呼吸が楽になる。もし、そういう場面があったら実践してみてください」などと、日常でできる具体的な改善方法まで紹介していました。