第2回オープンキャンパスが行われました(恵み野キャンパス)
リハビリテーション学科は7月23日(土)に第2回目となるオープンキャンパスを行いました。
多数の高校生、ご父母に参加いただきましたことを厚くお礼申し上げます。
さて、今回のオープンキャンパスは、構成を変えました。
特に、大学の概要、入試、作業療法と理学療法の現状と将来について、より丁寧に説明する時間を設けました。
大学の概要は学長より説明をしました。内容は、日本医療大学リハビリテーション学科は1年生と2年生の在籍となっております。大学としては新設ですが、前身の日本福祉リハビリテーション学院は道内では最初に開設した専門学校になります。卒業生も道内随一を誇ります。日本医療大学にはこれまでの養成教育で培われたハウツーがあることを改めてご説明しました。具体的には、国家試験の合格率が全国平均よりもはるかに高いことと、全ての学生が国家試験に合格できるような支援システムがあることを紹介しました。また、国家試験に合格した卒業生の就職率が100%あることだけではなく、求人倍率からも社会的に要望されている職種であることも説明されました。
続いて、乾学科長より入試の概要について説明をしました。リハビリテーション学科においては今年度よりAO入試を開始いたします。推薦入試、一般入試にくわえてAO入試についても説明しました。さらに、坪田専攻長(作業療法)と高橋専攻長(理学療法)より理学療法士や作業療法士それぞれの職種の現状と将来についても各専攻長より説明をしました。
その後、理学療法学専攻と作業療法学専攻の教員による演習体験を行いました。作業療法学専攻は「認知機能評価の体験」がテーマでした。認知症の急激な増加予測はリハビリテーション職の需要を大変高めていくことを前提に、認知症の症状、その評価と治療法、評価の体験、作業療法の効果紹介がありました。理学療法学専攻では、筋電図を使っての筋肉が収縮する様子の観察や、腱反射検査の体験を通じて、運動における神経系の働きについて学んで頂きました。
お昼は食堂でとりました。本学の学生教職員と一緒にとりました。限られた時間ではありましたが、高校生は高校生の目線でAO入試や学校生活について、保護者様は親の目線で「うちの子はやっていけるのか?」というような、より具体的にお話をされていました。
午後からは、現場体験として介護老人保健施設に移動しました。作業療法あるいは理学療法の福祉領域における役割を現場のセラピストと一緒に体験してもらいました。高校生の中には、はじめてなのでとまどっている方もおられました。しかし、現場のセラピストに声をかけてもらいながら、利用者とお話をしながら、手工芸を一緒に行うことと集団体操を一緒に行いました。
次回のオープンキャンパスは9月25日(日)です。皆さんのご参加をお待ちしております。
(作業療法学専攻 合田央志)