日本医療大学

作業療法学専攻教員 介護新聞に連載中! 「動き出しは当事者から」6月30日号

連載9回目は事例報告第三弾です。赤ちゃんはもちろん、動物はみな生きるために必死です。患者さん、特に執筆者である中西さんが所属する手稲渓仁会病院のような高度医療を担う急性期病院では命と向き合う状況の患者さんが多くいます。事例のBさんもまさにそのような状況にあった一人だと思います。ことの軽重は別として、生きることに自ら何らかの発信があるのは患者さんたちも変わりません。自らの発信が気づいてもらえることはどんなに人を安心させることでしょうか?治癒、回復は当然の目標ですが、その前提には患者さんの発信が必ずあります。そのことを信じられる、見ることのできる関わりをしていきたいと思います。

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(作業療法学専攻 大堀具視)

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