日本医療大学

作業療法学専攻教員 介護新聞に連載中! 「動き出しは当事者から」6月9日号

連載第6回のテーマは「待つ」という技術~何もしないという積極的な関わり~です。

「待つ」は「期待」の表れです。つまり、何かを期待するから待てます。しかし、意識障害や重度の障害を抱えた患者さんが私たちの関わりに対していつ、どのように反応して下さるか、期待を保留にして“待つことなく待つ”をもとめられることもあります。その結果何らかの「動き出し」に出会うことは、その後の関わりへ道を開くものとなります。

 したがって、待つことは簡単なようで難しい技術です。しかし「動き出しは当事者から」関わりの共通の原理とすれば「待つ」ことは必然になります。

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