専門基礎教育科目「放射線科学概論」(俵紀行 教授)
診療放射線学科1年生の専門基礎教育科目「放射線科学概論」について紹介します。
同講義は、放射線に関する基礎知識を学び、専門科目を学ぶ導入部として行われます。具体的には、放射線の発見や発生、アイソトープ(同位体)についての理解、自然界や身の回りの放射線について学習します。
今回は5月18日(水)2講時目の講義にお邪魔しました。
この時の講義では、放射線の産業への利用・工業計測から、アイソトープの核医学検査(PET検査等)への利用についてまで紹介していました。
同講義担当の俵教授は「聞きなれない専門用語が多いと思うが、まずはキーワードを覚えること。その積み重ねで、3年生中頃から4年生にはさまざまな知識が統合的に理解できるようになる。その第一歩を今大事にしてほしい」などと話していました。(事務局 小川)
診療放射線学科 俵紀行 教授
農業でも利用される放射線
講義の様子