日本医療大学は2月27日（土）、生涯学習講座「病は気から？」を月寒公民館にて開催しました。講師は、医療法人豊和会の須賀俊博 理事長（医師）。
今回の講座は、病気はストレス関連疾患（心身症）と呼ばれるものが少なからずあり、特に消化器科診療では心身症とみなされやすい疾患がある、という点に焦点を当てて紹介。確かに、ストレスが起因する疾患もあるが、医学的に原因不明な病気・症状をストレスに関連させて、精神的あるいは神経性とする傾向があると説明しました。
そのうえで、須賀理事長は「医学の発展とともに、原因不明の病気が原因不明ではなくなる。簡潔に原因不明とするのではなく、病の原因を追究する姿勢を貫きたい」などと、これまでの臨床経験をを交えながら話しました。
このほか、内視鏡医療について、最新の医療機器とその性能を症例とあわせて具体的に紹介。最後の質疑応答の時間には、多くの参加者から質問があり、一つ一つの質問に丁寧に回答していました。

医療法人豊和会 須賀俊博 理事長（医師）

講座の様子1

講座の様子2

講座の様子3