つしまファーム

つしまファームトラフグ養殖事業開始

 株式会社つしまファームは、札幌市清田区真栄434番地6のアンデルセン福祉村におきまして、トラフグの養殖事業を開始しましたのでお知らせいたします。

 

1 事業の趣旨及び目的

(1)つしま医療福祉グループの拠点となる札幌市清田区真栄のアンデルセン福祉村にトラフグの養殖場を開設し、障がい者や高齢者の労働力を活かした魚類生産システム構築を目指しています。

(2)トラフグ養殖場の給餌、水温測定、塩分濃度測定等の業務は、グループの障がい者就労支援A型事業所に勤務する障がい者や、高齢者雇用を目的としたNPO法人の高齢者が従事し、通年で受け入れることにより雇用機会の拡大を図ります。

(3)トラフグ養殖事業による高級食材の一般化を促進し、「極上の養殖トラフグ」を身近な食材として北海道に普及させる計画です。

(4)社会福祉法人ノテ福祉会がアンデルセン福祉村で運営する、高齢者施設の敷地内に自噴する温泉水を活用して2,000匹のトラフグを養殖し、「アンデルセン福祉村産のトラフグ」ブランドで販売する計画です。

 

2 温泉トラフグ養殖の特徴

(1)低塩分環境水は、生理食塩水に近似し体液浸透圧調整のためのエネルギーが少なくて済み、重量比で海産よりも8%早く目標重量に達します。

(2)海上養殖の場合、海水温度の低下する冬季は、トラフグの活性が低く飼料効率が低くなり体重が約5ヶ月間停滞し出荷サイズ(800~1,000g)に成長するのに1.5年を要します。

(3)温泉水養殖の場合、冬季温泉排熱を利用し飼育水の加温が図れるため、年中高活性に保たれ体重停滞期がないので、1年で出荷サイズに成長できます。

(4)閉鎖循環養殖施設は、殺菌処理循環により病害の発生を抑制できます。
【株式会社つしまファーム 会社概要】

設   立  平成25年9月

資 本 金  16,000,000円

所 在 地  札幌市清田区真栄434番地6 アンデルセン福祉村

代表取締役  対馬 徳昭

事業内容  野菜の栽培・加工・販売及びトラフグの養殖・販売事業

養殖施設  水槽10.0t×4槽 ろ過槽10.0t×1槽 オゾン槽5.6t×1槽

特   色  グループの拠点である札幌市清田区の自社所有農地で農薬使用を抑えた減農薬で野菜を栽培し、安心安全な野菜をグループ法人や地元の青果店に提供しています。

取り組み  グループ法人に勤務する高齢者やノテ福祉会アンデルセン倶楽部のメンバー、グループ法人が運営する障がい者就労支援事業所の障がいを持った方などが農作業をサポートしています。また、年間を通した栽培による障がい者の通年雇用確保を目的に、複層エアーハウスによる野菜の水耕栽培農業を計画しています。
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トラフグ(これからこの写真のように大きく育っていきます!)

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