日本医療大学

アンデルセン倶楽部 生涯学習講座 「知っておくと安心、家庭でも可能な介護の基本」を開催しました

アンデルセン倶楽部は2月25日(土)、日本医療大学主催生涯学習講座「知っておくと安心、家庭でも可能な介護の基本」を月寒公民館で開催しました。講師は日本医療大学リハビリテーション学科作業療法学専攻 大堀具視准教授が務めました。講座では座学で講演する一方、実技編として参加者と一緒に身体を動かしながら介助方法のポイントを教えていました。

講演では、日本は世界に誇る高い技術と理念がありながら、「寝たきり高齢者」が存在する世界で唯一の国。本来、人間には「自分でできる力」が備わっているが、入院などをきっかけに周りの人が何でもしてくれる環境に慣れ、機能が衰えるという悪循環になりがちと指摘しました。

実技編で、大堀准教授は「ちょっとした目や顔の動きによって、少ない力で介助することができる。介助対象者にとっては「人からされること」が、苦痛に感じる人も多い。できることは自分で、できないことを最低限サポートすることで、QOL(人生の質)を高めてゆければ」と話していました。(事務局 小川)

講座の様子

講座の様子

実技で教える大堀具視准教授(写真中央)

実技で教える大堀具視准教授(写真中央)

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